基本的な使い方とコードの繋ぎ方

基本的な使い方とコードの繋ぎ方 アンプを動かすために電源を供給する必要があるので、電源ケーブルをコンセントに接続して電源をオンにします。使用するモデルによっては、内蔵型の電池を搭載している物や、乾電池などで動作するものもあります。電源スイッチをオンの状態にしたまま電源ケーブルを接続すると、故障の原因になるので注意が必要です。

次にギターとアンプをシールドケーブルを使用して接続します。ギター側のシールドケーブルが挿せる部分にケーブルを挿して、アンプ側のインプットという記載がある部分に、もう一方を挿すと接続できます。接続が完了すれば基本的にはすぐに使うことができますが、電源スイッチをオンにする前にボリュームを0にしておく必要があります。ボリュームが0になっていないと、突然大きな音が出たり壊れる可能性があるので注意が必要です。

アンプの使い方は簡単でボリュームのつまみや、TONEやEQなどのつまみを、回して音量や音のトーンなどを調整します。

良い音のするアンプの仕組みとその選び方とは

良い音のするアンプの仕組みとその選び方とは 音楽を聴く手段としてはイヤホンやコンポなどがあります。コンポでより良い音で楽しみたいのであれば、アンプの選択は重要なポイントです。奏でられる音は、スピーカーの音色が一番に影響があって重要であると思いがちですが、CDプレーヤーや携帯音楽プレーヤーの音声信号を増幅してスピーカーに送るアンプの存在が実は重要です。スピーカーは送られてくる電気信号により振動板が動いて音が出ますが、この際に同時に振動板奥のコイルと磁石により逆起電力と呼ばれる発電が起こり、その電気信号がアンプに戻ってしまいます。これによってアンプの送電が妨げられてしまい、十分な低音が出なくなってしまう現象が起こります。
この逆起電力に対抗できるような能力を持った製品を選ぶことが、良い音の実現に繋がります。具体的には、電源部に大容量のトランスを有するものや、ドライブ素子に余裕のある使い方をした設計の回路を用いているものなどです。カタログではダンピングファクターの値が明記されていますので、この値が高い製品を選択することがおすすめです。